聖 書 直 訳 

参考文献と版権に関して。

底本(ギリシャ語テキスト)

The Greek New Testament, ed .Kurt Aland and others. ( Stuttgart; United Bible Societies,1968 )

を底本とした。これは第二版で、新約聖書本文批評の権威者Dr.メェツガー他による本文の確定を採用した。手元にはネストレ版等も多数存在するが参照しなかった。

辞書

 ギリシャ語から英語を介さずに直接日本語辞書として編纂された織田昭氏編「新約聖書ギリシャ語小辞典第二版 大阪聖書学院 1965」と、

ギリシャ語レキシコンとして権威と定評在る、 Greek-English Lexicon Liddell &Scott  New (ninth ) edition completed 1940 ( Reprinted, Oxford, 1953)を使用した。

訳語

訳語の統一に関しては、コンコルダンスを愛用していたため、上記ギリシャ語辞書を基本にしながらも独自に単語の意味を限定した物が多い。これらの従来との対照はのこのリンクを参照頂きたい。尚、直訳の過程で統一されていない訳語(例→ ギリシャ語のプネウマは時に霊と訳し別の箇所では息吹としている。等)は今後追って修正または統一を検討していく予定。

その他参考書

A Textual Commentary on The Greek New Testament, Bruce M. Metzger ( United Bible Society Stuttgart, West Germany 1971)

The Greek New Testament, Fourth revised Edition ed .Kurt Aland  and others. ( Stuttgart; United Bible Societies,1993 )

A Concordance to the Greek Testament, ed W.F. Moulton,( T. & T. Clark LTD., Edinburgh,1980) 

ギリシャ語原文のパースにあたっては、殆どを恩師、田辺 慈 女史の訳された、メイチエン著 ギリシャ語原典入門(新約聖書) の原則に従い自前の記憶に従った。そのため違えた箇所も多いかと思われるので先輩諸師のご指摘を頂きたい、そのために校正掲示板を作成した。

動詞で同形時や方言などイレギュラーな変化形の分解の確定には、1852年に英国人 Bagsterによって出版され版を重ねている The Analytical Greek Lexicon, ( Zondervan  Fourteenth printing,  Michigan, 1977) によった。時に、 A Parsing Guide To The Greek New Testament, Merry C Tenny (Ontario; Herald Press,1971)も 利用した。この書の動詞章節順分解は、上級者向けに便利な書であるが、間違いや欠如が多く、参考に止めた。

版権に関して

もともと聖書原典をパースし原典の原語の語順そのままに機械的に同一の原則に当てはめて日本語にした丈の物であるため、この直訳をパブリックドメインとすることも検討したが、現時点ではミスタイプ等の間違いも多く 、この直訳によって派生するであろうさまざまな神学的な議論や異論を考慮する時、第三者による改変防止や引用等に責任を持つ必要があることに鑑み、あえて版権 の所在が誰に在るのかを以下に明記しておく。


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2013年08月03日