直訳コラム

聖書直訳を終えてみて一番印象に残った翻訳はローマ人への手紙13章1節から4節です。

01 ・全ての 生活は 権限に  優越している等に 彼は下に配置(服従)し続けろ。 無い そして 彼が在り続けている 権限 の他 下に 神、その 又 であるら 下に 神 あるべき場所に配置されているら 彼らはであり続けている。
02 ・その結果 その 敵対して配置している その 権限に それに  その 神の 通して配置 彼が逆らって立っている、その 又 逆らって立っている等 彼ら自身等に 判決を 彼らは確かに受ける。 
03 ・その そして 支配者らの 無い 彼らが在り続けている 恐怖が その善に 業に 反対に その悪に。 あなた方が意図し続けている また 無い 恐怖する事 その 権限を?その 善 彼が行い続けている 、そして あなたが確かに持つ 誉めること 出て 彼女。
04 ・神の そして 食卓給仕 彼が在り続けている あなたに 中へ その善。もし また その悪 あなたが行い続けるなら、恐怖の。 無い そして 理由無しに その 剣 彼が常に運び続けている 。神の そして 食卓給仕 彼が在り続けている、 報復する 中へ 怒り それに その 悪を 実行しているに。

上記の様に直訳しましたが問題は1節です。

問題の部分を直訳から翻訳にしてみるとこうなります。

「神の下の他には 権限は 存在し無い」となります。 問題点は明確です。

権限は神のみに在るのであってそれ以外には存在しないと言っているのです。

すると2節の、神の権限に敵対して配置している存在とは何でしょうか。

これが3節の「支配者らの恐怖が存在していない、その 善の業に 反対に悪に」と

展開しているのです。

 まあ、難しい問題はさておいてこの聖書の箇所は教会の歴史に重大な論議を展開してきました。

それは「王権神授説」と言われるものです。従来の翻訳ではあたかも、王権神授説を指示するように訳されていましたが直訳を見てわかる事は、それはこの聖書箇所の訳に許された単なる一つの可能性にすぎないと言う事です。

とするとかってキリスト教国やローマンカソリックで言われていた、そして信じられていた王権神授説は明確な根拠のない物である事が明白となります。